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本来人間があるべき姿のための、大志。 かのクラーク博士の言葉【少年よ大志を抱け“Boys, be ambitious.”】には、続きがあります。 「少年よ、大志を抱け、お金のためでなく、自己顕示のためでもなく、まして名誉という空しいもののためでなく。本来人間があるべき姿のために、大志を抱け。」  
【大志】とは『野心』や『私利私欲』とは違うとクラーク博士は言っています。自分ではない、愛する誰かのために、社会や国のために、我が身と人生を差し出せる人になれと訳してもいいでしょう。
私たちの出発点とも言える『大志塾』の設立は、平成元年(1989年)。ほぼ四半世紀を過ぎる中で、その名称も『高校受験専門モノリス』となり、他に展開する塾のブランド名にも【大志】の文字を見つけることはできなくなりました。しかし、今でも私たちモノリスのメンバーたちの中には、このクラーク博士が語ったとされる“Boys, be ambitious.”【大志を抱け】という想いは脈々と受け継がれ、大志塾が誕生した年にはまだ生まれてもいなかったような若い講師たちが、生徒に向けて語り続けています。『合格だけがすべてではない。人としてあるべき姿を身につけるために“志”を持とう』と。

目指すは合格。でも合格がすべてではない。 かつて中学受験クラスにカズキという男子生徒がいました。素直で真面目でしたが、すぐメソメソしてしまう気弱な子。志望校は県下No.1私立T中学で、80%の合格判定を出していましたが、残念ながら受験に失敗してしまいました。合格発表会場で号泣するカズキの姿を今でも覚えています。カズキはその後公立中学に進学しました。元来シャイな性格であったことも災いしたのでしょう、中学受験の失敗からか、いじめにも遭ったようです。それにも負けること無く、生徒会長までやり抜いたすえ、中学受験の雪辱を晴らすべく私立T高校を受験し、見事合格。しかし、あえて県下No.1の公立A高校へ進学することに決めました。ここまでなら「頑張ったね」で終わる話ですが、実はまだ先があります。三年後、カズキは防衛医大に合格し、将来の進路に自衛官を選んだのです。防衛医大合格の報告に久しぶりに顔を見せに来てくれたカズキは、目をキラキラ輝かせながら「国のために働くんだ」と言ったのです。「日本の自衛官として、医師として、戦地へ赴いて世界の人々を助けたいんだ」とも。これこそが【大志】なのです。そしてカズキは、こうも言いました。「今の僕があるのは、あの時T中学の受験に失敗したからだ」と。
カズキのキャリアや成果は、カズキが努力を重ねた結果ですが、私たちが創立以来子どもたちに語り続けて来た『合格だけがすべてではない。人としてあるべき姿を身につけるために“志”を持とう』をカズキは見事に実証し、体現してくれたと思います。カズキは私たちの誇りです。

何のために働くのか。 もうすぐ社会人となる皆さんに問いたいことがあります。「皆さんは、なぜ働こうとしているのですか?」と。食べていくため? プライベートを充実させたいから? それともお金を稼ぎたいから? ひとときのことであれば、それもいいでしょう。でも、長く続けていくことを考えたとき、それだけではきっと、いつか行き詰まるに違いありません。
私たちは働くことの一番のモチベーションとなるのは【大志】と考えます。とりわけモノリスは、子どもたちに「大志を抱け」と説く大人たちの集団です。だからこそ、一人ひとりが自分の思う“志”のために働いてほしい。“志”があれば、働く意味が明確になる。“志”があれば、日々、子どもたちとポジティブに向き合えます。
私たちモノリスは“志”を持つ者を大事にしたい。モノリスは、“志”を持つ社員を守りたい。そのために、社員が安心して働ける環境や舞台を最善の努力をして用意します。
「大志を抱き、誇りを持って歩む」を信念とするモノリス。この底抜けに明るくて、どんなことにも全力を傾ける風土を持つモノリスの一員となっていただけることを心から願います。

岩井良明からのメッセージ